近頃は若い夫婦だけではなく、長く連れ添った夫婦でも離婚するという熟年離婚も増えています。原因として考えられるのは、女性の自立と財産分与で年金の分割が認められるようになったことなどの金銭的な支援が以前より充実しつつあるということもあるようです。

熟年離婚の際に問題になるのが、財産分与のお金の割合ではないでしょうか。財産分与とは夫婦が共有して築き上げた財産を離婚のときに清算して分割することで、預金の分割や不動産、有価証券などの資産を名義人に関わらず対象になります。専業主婦であっても財産形成への貢献度によって3割から最高5割の折半が認められています。お金や預金の分割であれば簡単に分けられますが、現実では不動産は時価を割り出して評価して分与するよりも生活上、どちらかがそこで暮らすことが多いようです。

財産分与の預金の分割の割合は結婚年数に応じて高くなる傾向にあります。また、熟年離婚では妻が専業主婦であったなど、離婚後の生活が特に不安定になる場合があるので財産分与の対象である退職金や年金の分割についても協議離婚のときによく話し合っておきましょう。

平成20年4月の法改正によって専業主婦であっても夫の年金の最高2分の1を受け取ることが可能になりました。法が変わる前の3月以前には夫の合意が必要でしたが、4月以降の離婚では請求手続きをすれば合意なしに受け取る事が出来ます。

どうせ離婚をするのなら、得する離婚をするようにしたいですね。長く連れ添った貢献度を認めて、財産分与の比率をしっかり取り決めて夫婦ともに新しい生活が出来るようにしっかり取り決めることが大切です。


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離婚について
離婚というのは、避けられないものであることが多いです。スピード離婚、国際離婚、熟年離婚などいろいろなケースが考えられます。
離婚の原因
離婚の原因が、かなり多様化してきています。その原因をとらえると、離婚にいたらなくても済む場合もあります。
離婚手続き
離婚しようと決意したら、その手続きも知っておく必要があります。手続きを誤ると不受理ということもあります。
熟年離婚
熟年の離婚は増えています。ひとつには年金分割制度の導入がありますが、それでもしっかり財産分与をしておかないと生活が苦しくなる人も多いです。
財産分与
財産分与は離婚した場合の生活を計画する時に、大きく影響をします。不動産などが最大の財産になるようですが、所得税とか贈与税とか気になることが多いですね。
養育費
子供がまだ未成年だった場合には、養育費のことをしっかり事前に決めておきましょう。さもないと、あなただけでなく、子供も不幸になりかねません。
年金
年金は熟年離婚の場合には真剣に検討しておくべきことになります。年金分割制度はあるけれど、どれくらい分割してもらえるのか?など、知りたいことをとりあげます。
相場
離婚してお金をもらうとしても払うにしても、それがいくらになるのか相場を知りたいですね。
慰謝料
離婚したら慰謝料のことは、よく考えましょう。慰謝料をしっかりもらわないと、後で苦労することになります。